1950~2024年、田舎生まれの体験記など

息子が幼いころの四国旅行(忘れ物事件他)

四国旅行、栗林公園で

息子が4歳になって直ぐの頃、1983年(昭和58)年の春だったと思う。
その頃、勤務先の組合活動の繋がりで四国・高松へ行った経験があった。美味しいうどんや栗林公園の見事さなどから、家族を四国へ連れて行きたいと思った。

未だ、瀬戸大橋は完成していなく(開通は1988年)、宇野~高松のフェリーで高松市に入った。
まず、屋島のふもとの美味しいうどん屋さんで桶に入れてあるうどんを食べた。連れ合いはその美味しさに感激していた。

屋島の頂上には、水族館などがあり遊園地になっていた。
たまたま、アシカのショーをやっており、
「誰か前に出て、アシカにキスしたい子はいませんか?」と呼び掛けられた。
驚いたことに、4歳になったばかりの息子が手を上げて、ステージに上がることとなった。
親としては、驚いたし、少し心配だった。
心配が危惧で、息子はアシカにキスをしてもらい、ショーの主役(?)を無事務めた。

そんなこともあり、疲れた成果、帰りの電車の中で、衣類が入ったバックを置き忘れた。息子も疲れたのか、早くホテルに行きたいと言い出したが、連れ合いが「着替えのパンツもバックに入っていたので捜すしかないと」となだめた。
電車の運転手さんを通じて捜してもらい、時間は掛ったが見つかった。

この後、旅行では、このような忘れ物など、事件(?)が起きるがその初めの頃の事件の一つである。

高松市内では、栗林公園を訪れた。
裏の山の借景も含めて、本当に美しい公園だと思う。熊本の水前寺公園も美しいと思うが、栗林公園の方が規模が大きい。

その後、高松市内を少し飛び出して、金毘羅山まで足を延ばした。
息子も何とか、階段を上って一緒に本宮まで行った。

この旅は、国内旅行ではあるが、家族3人となってからの本格的な最初の旅行であったのではと思う。

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