1950~2024年、田舎生まれの体験記など

学会参加を兼ねての台南旅行、その1・烏山頭ダム

2016(平成28)年11月、地盤工学会九州支部と台南の成功大学が共催する「国際学会(JS台南)」に観光旅行を兼ねて夫婦で参加することとした。本来は、論文などを提出すべき会であるが、提出なしの参加のみとした。
JSシリーズの説明は省略するが、若い頃、地盤工学会の先輩が、観光を兼ねて奥様を連れて参加されている姿が印象に残っており、シニアになったならばそういうことをしてみたいと思っています。

もう一つ、台南他で活躍した日本人「八田與市」のことを知っており、その活躍のシンボル的な場所の「烏山頭ダム」が台南市から遠くないところにあることを知っており、機会があれば行ってみたいと思っていたのだ。

台湾桃園国際空港に着陸後、直ぐに新幹線で台南へ向かった。切符を買うのに少々、苦労した。
台南でのホテルは、台南駅に近い「シャングリラ」だった。
その日の夜、夕食を兼ねて、街で出た。
台南で有名な料理の一つ「牛肉麺」のお店に入った。夕食としては、少々期待外れだった(味、ボリューム)。

その後、もう少し食べようと思って歩いていたら、「お粥」の専門店にであった。
私は、「アワビ入りのお粥」を注文したが、これが飛び切りに美味しかった。
また、隣に日本語を勉強している大学生が居て、「小籠包」の美味しいお店を紹介して欲しいと言うと、店の名前などをメモしてくれた。この「お粥のお店」の写真がないのは残念である。

次の日、台南駅から鉄道で烏山頭ダムを目指した。どの列車に乗れば良いか、少々難しかったが何とか「降田駅」に着いた。そこで、タクシーに乗って案内してもらった。


ダムの堤体やダム湖を含む全体が広大な公園になっていて、きれいに整備されていた。
日本でも有名な「八田與市の銅像」の前で、運転手さんに写真を撮ってもらったりした。
烏山頭ダムや八田與市のことは、ぜひ文献や本で確認して頂きたい。

昼食は、少し遅くなったが、昨夜、大学生から教えてもらった「小籠包」のお店を何とか見つけてそこで食べた。
「小籠包」以外も小皿料理もたくさんあった。一部はガラスのケースに入っており、そこから自由の取り出すシステムとなっていた。温かい料理は、別途、注文するのだ。
このお店もとても良かった。

夕食は、どうしようかと考えていたら、明日からの学会に日本から参加のメンバー数人と自然と落ち合い、台南側の責任者のL先生の先導で、成功大学そばのレストランに案内され、みんなと一緒に食べた。
このお店は、とても良かった。連れ合いもすっかり気に入った。

明日からは、学会がはじまる。

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