60歳を過ぎた頃か、ボディ―ボードは、最初のウエイブレベルのボードから少し軽いオーダーメイドのボードに替えていたが、少しマンネリ(?)になっていた。そして、最初に書いたとおり、サーフボードに挑戦を決めたことからボディーボードを始めたことを思い出した。少し、体力も付いていたことから、年齢も考え、最後のチャンスと思い、ネットでファンボード(ショートボードとロングボードの間の長さの手頃と言われている長さのボード)を注文した。ケガをするリスクを考えてソフトボード(板の表面が少し軟らかいサーフボード)をネットで買った。
そのボードを3年くらいは使っていたと思う。膝を一度付けば立てるようになり、それなりにサーフボードに立てるようになった。ただし、そんなにうまく乗れている気分にはならなかった。
ボードをもう少し本格的なものに替えれば、もっと気持ち良く滑れるのではと、スキル・体力よりもボードに期待した。そして、幣の浜の東端(野北側)にある「HIサーフ」を訪ねた。
マスターが軽くて良いボードを薦めてくれた。ロングボードを考えていたが重いので、ソフトボードとほぼ同じ7.5フィートの赤色のファンボードを買った。
ようやく恰好だけは、一人前のサーファーが誕生した。遅れてきた中高年サーファーとなった。このボードで、野北、ホテル前(昔ホテルはあったので、幣の浜の東端を勝手にそう呼んでいる)、芥屋などに入った。それなりに乗れてきたように思う。