釜山での波乗りの少し前、1998(平成10)年9月の頃だった。
友人のエマミさんに誘われて、バンクバーで開催される国際学会に参加することになった。もう一人、当時部下だったM君も一緒だった。ただし、飛行の都合で、私一人は、サンフランシスコ経由でバンクバー、残りの二人は香港経由でバンクーバーだった。
この時も事前に調べて、すき間の時間帯に海に入ろうと思い、ボードやウエットスーツを持参していた。
トランジットのサンフランシスコで約12時間のすき間があったので、トランクは空港に預け、タクシーと交渉し、
ゴールデンゲイトブリッジを見た後、その手前のビーチに入ることとした。
荷物は、タクシーの運転手と交渉し、預かってもらった。少々不安だったので、パスポートや現金が首から下げた袋に入れて、その上からウエットスーツを着た。
海は、緯度が高い成果か、とても冷たかった。波のサイズ・パワーは、中々のものだった。
預けていた荷物が心配で、小一時間程度の波乗りだった。
しかし、海から上がると、運転手は私を待っていてくれた。ロシア系と本人が話してくれた。
サンフランシスコで海に入ることは貴重な経験であったので、私の自慢話の一つとなった。
なお、この後、夜の飛行機でバンクバーに移動したが、バンクバーでも、トラブルも含め思い出がたくさんできた。
旅行記については、別途、書きたいと思っている。