建設コンサルタンツ協会九州支部夢アイデア部会主催の「英彦山1000年植樹プロジェクト」の一環の「第1回植樹会」について、個人的な立場から感想など記すことをご容赦ください。
プロジェクト発足の経緯、ヤマザクラの種拾い、孟宗竹の伐採については、既に記したとおりであるが、4月12日(土)に植樹会があり、無事終了した。
昨年種を拾い、各人が育てている実生の苗は未だ小さいため、今回は、添田町の森林組合からこのプロジェクトの発案者のHさんに調達してもらっていた。この日、初めて調達してもらった苗木を見て、その立派さ(大きさ)に驚いた。この大きさであれば、来年にも上手く行けば開花が期待できる大きさと思った。
今回は、10人が植樹会に参加。このプロジェクトのオリジナルアイデアの発案者のHさん、その娘さん、従妹さん。夢アイデア部会(共助研を含む)からは、G部会長、T副委員長、MOさん(共助研)、Iさん(共助研)、私(共助研)。そして私の連れ合いとその友達のIOさんである。
3本を植樹予定で、事前にその場所はほぼ決めていた。苗木、肥料・水、道具などを予定位置まで運び(集合場所から歩いて2~3分)、植穴掘りから開始した。
手順は、植穴掘り~植穴の底にバーク堆肥と油かす~肥料焼け防止に土掛け~苗木のセット~水やり~土寄せ~支柱建て~鹿用防御柵設置である。合計3カ所で実施したが、最初の1号ポイントでは、みんなほぼ初めての経験であったので想定以上に時間が掛かった。支柱建ての前に防御柵を設置したりの多少の混乱もあった。
それでも、2号ポイント、3号ポイントでは、二手に分かれて作業が進んだ。

ほぼ予定どおり、午前中で3本の苗木を植え終わり、Hさんの祖母宅のお庭で昼食タイムを楽しんだ。Hさんらにいつも気を使ってもらい、デザートにイチゴやお菓子のサービスもあった。この庭での昼食はいつも気持ちが良い。今回は焚火しなくても暖かかった。

植樹作業終了後、今年は例年より遅くなっていると思われる「英彦山周辺のヤマザクラの開花状況」をみんなで観に行った。実は、ほぼ一週間前、連れ合いと二人で、個人的にヤマザクラ見物に来たのだが、私の勘が外れ開花していなかったのだ。福岡市周辺や麓では、その時、ヤマザクラは開花していたのに、やはり標高の影響は大きいと思った。その代わり、英彦山の銅鳥居近くにある「守静坊」の「枝垂れ桜」がほぼ満開であった(正確には8分咲きとのこと)。この守静坊の桜は、初めて観た。
また、守静坊の責任者?の方(徳積財団)から、枝垂れ桜・守静坊の復活ストーリーなどのお話も伺えた。私たちのプロジェクトの参考になるとも思った。

今年は、今後、2回目の種拾い、苗木育成ヤードの準備、植えた苗木の世話、竹伐採の追加等々を予定している。
植樹会の様子は、こちらから
・・・・・https://youtu.be/mKPvoa18h58

ヤマザクラの開花状況や守静坊の枝垂れ桜は、こちらから
・・・・・https://youtu.be/IEaGN1nn2Lc
