1950~2024年、田舎生まれの体験記など

影響を受けた本・会社員(建設コンサルタント)時代の頃、その1『新・管理者の判断力』

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建設コンサルタント会社に、1975(昭和50)年の10月~2019(平成29)年6月まで勤務した。
会社員時代は、専門書(土木技術者関係を中心)やビジネス書(マネジメント関係)の方を、小説やエッセイよりもよく読んだと思う。

時代の変化が早いので、ここで紹介する幾つかの本が、現役の方々の参考になるか分からないが、私にとっては、確実に参考になったし、当時の自分を助けてくれたとの思いもあるので、紹介したい。

最初に紹介するのは、C.H.ケプナー/B.B.トリゴー著(上野一郎監訳)の影響を受けた本・大学時代の頃、その5だ。日本での初版は、産能大学出版部より1985(昭和60)年に出されている。

1989(平成元)年の頃か、土木系の設備管理のための大規模なシステム開発の業務に携わった。その中で、H製作所のW氏との知り合う機会があり、後に示す「因果分析手法」や「目的手段樹木図」などを教えて頂いた。
チームの問題解決や自分の頭を整理する上で、大変有効との一定の衝撃を受けながら影響を受けて、自分なりに身に着けていったと思う。

この考え方の大本がどこかと質問した時に教えてもらった本が、『新・管理者の判断力』である。

少々分厚いので、内容を簡単には紹介できないが、社内誌(N社:土木本部30周年記念誌)に投稿した原稿があるので、それを用いながら、手短に紹介したい。ご興味がある方は、ぜひ読んでいただきたい。日常での問題解決にも参考になると思う。

ケプナーとトリゴーは、人類は意識の如何にかかわらず、以下の四つの思考パターンを常に活用してきたとしている。

この四つの手順の中身は、少し詳しく整理したものが、以下である。

この思考方法の延長線上や具体化・応用化の例として、以下の「因果分析図法」や「目的・手段樹木図法(関連樹木図法)があると思う。

参考までに、これらのイメージ図も以下に示す。

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