音楽の思い出を、時間の経過とともに書きたいと思っていたら、急にこの記事を書くたくなった。20歳代、30歳代は、カーペンターズは流れていた曲を聞いている程度だった。
カレンの声や曲調があまりにも「きれい過ぎ、軟弱?」でまったく相手にしていなかった。
40歳の半ば、ボディ―ボードを始めたころの記事は、別途書いているが、その頃、私は周囲から孤立していた。ボディ―ボードが最大の頼りーーー大袈裟に言えば生きていることの証ーーーだった。
そのボディ―ボードの教材ビデオとして、『バナナ・スピリッツ・サンデー』を熱心に見ていた(出てくる田中こづゑにあこがれていたし、エフカイビーチも名前もここで知った)。そのバックミュージックの一つか何かに『クロス・トゥ・ユー』が使われていたと思う。手元では、ビデオが再現できないので勘違いの可能性もある。
いずれにしても、その頃の「ボディ―ボードに出掛けていたシーン、海に入っていたシーン」とこの『クロス・トゥ・ユー」は切り離せない。私は孤立していたが、この歌は、「みんなあなたに近づきたいの!」と歌っていた。
歌い出しは、「あなたが近くにいるといつも鳥たちが突然、姿を見せるのはなぜ?」と言っている。
メロディも好きだが、この歌詞の呼び掛けが私には必要だった。
歌詞を勝手に解釈して、「世界が私も応援していて、いつも背中を押してくれている。君は大丈夫」と歌っていると思っていた。
こんな風にカーペンターズを遅ればせながら聴いたが、他の歌も好きになった。ビートルズの歌も多くカバーしている。カレンが亡くなったというニュースは、とても悲しかった。ジョンが撃たれて死んだニュースの次くらいにショックだった。
カレンのことは、テレビ番組でも何度も紹介された。それで、最初の頃は、ドラムを叩きながら歌っていたことも知った。
またまた、ユーチューブは凄いと思う。カレンが『クロス・トゥ・ユー」をドラムを叩きながら歌っている動画がたくさんあった。凄い、素晴らしい以外に良い言葉が見つからない。その内の一つ
・・・・・carpenters-close to you (youtube.com)