1950~2024年、田舎生まれの体験記など

事件編

台風避難の思い出

2024年(令和6)年8月29日、午前中、台風10号が近づいている。子供の頃の台風のことを思い出した。 1950年代の半ばから後半の頃と思う。夏から秋に掛けて、よく台風が私の実家(松浦市福島町)周辺にも襲来していた。 町 […]

マムシ事件

 マムシに噛まれそうになったことがあった。  まだ、小学校に上がるかどうかの年頃であったと思う。  家の近くの山を登った海外沿いのヤブの中だった。野イチゴを探しにいったかどうか、何故そこに行ったかよく覚えていない。  T […]

溺れかけた事件

 「足が着かない!」  僕は、そう思った瞬間、手足をバタバタさせてもがいた。少しは泳げるかと思っていたが、そうはいかなかった。  溺れるかも知れないと思ったかどうかも記憶が曖昧である。  その時、誰かが素早く飛び込んで来 […]

大ケガ事件

 「あつ!」と思った時は遅かった。  僕は、石積の岸壁の上から、潮が引いていたダンべ川に落ちた。高さは、4~5mくらいあったと思う。  まだ小学校に上がる前の頃だったと思うが、1軒隔てた家に住んでいた二つ上のO君と、岸壁 […]

目を釣った事件

 僕は、近所の友達数人とタブでボラ釣りをしていた。シマミミズを付けた釣り針にウキの調整用の錘とウキゴムに挿した棒ウキの仕掛け。それをテグスで竹竿に付け、思い切り遠くまで飛ばすというものだった。未だリールは使われていなかっ […]

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