1950~2024年、田舎生まれの体験記など

大学時代の頃

影響を受けた本・大学時代の頃、その6・ヘミングウェイ『ニック・アダムス物語』

ヘミングウェイの短編では、『大きな二つの心臓の川』が有名な短編の一つと思われる。この短編に出てくる主人公が「ニック・アダムス」である。 「ニック・アダムス」を主人公にした短編を一冊の本にしたものが『ニック・アダムス物語』 […]

影響を受けた本・大学時代の頃、その5・カミユ『ペスト』

『ペスト』は、カミユの『異邦人』の次ぐ、小説の第二作ということである。1947(昭和22)年に発表されたとのことであるが、手元のある新潮文庫の宮崎嶺雄訳の『ペスト』は、1969(昭和44)年に発行されている。異邦人を読ん […]

影響を受けた本・大学時代の頃、その3『日常生活の冒険』

手元にある大江健三郎のこの『日常生活の冒険』の文庫版の初版は、1971(昭和46年)となっているが、友達に教えてもらったのは、この年の少し後だと思う。誰に教えてもらったのか思い出せない。 大江健三郎のファンではなかったが […]

影響を受けた本・大学時代の頃、その2『フィッシュ・オン』

文・開高健、写真・秋元啓一の『フィッシュ・オン』の新潮社の文庫本は、1974(昭和49)年に出されている。大学は卒業していたが、研究室で仕事をさせてもらっていた頃だ。多分、大学に近い本屋の本棚でたまたま見つけたと思う。 […]

影響を受けた本・大学時代の頃、その1『コン・ティキ号探検記』

手元にある「筑摩叢書、水口志計夫訳」の『コン・ティキ号探検記』は、1969(昭和44)年に出版とされている。大学入学の年である。北杜夫の『どくとるマンボウ航海記』が、1960(昭和35)年に出版されているので、最初にそっ […]

影響を受けた本、大学時代の頃、その4・カミユ『異邦人』

大学時代の後半の頃(1973(昭和48)年頃)のに読んだと思う。学生向けアパートの窓から見える夕刻の空の景色を、主人公ムルソーが牢獄が見る景色の描写と重ね合わせて見ていたという記憶が残っている。 あらすじなどを紹介すると […]

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